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「やまなか遊歩」で温泉街回遊促す 山中温泉観光協会がスタート

浴衣姿で散策を 割引やサービス

山中温泉観光協会では今春から、温泉街回遊の魅力をアップさせようと「やまなか遊歩」を始めた。山間の温泉地特有の温泉情緒と自然、伝統など「歩いてひたる山中」の楽しみを伝える取り組みだ。

「やまなか遊歩」では「歩く」楽しみを増幅させる試みを次々に登場させた。

「浴衣歩き&湯めぐりキャンペーン」では、風情たっぷりに湯のまちの雰囲気を楽しんでもらう。宿泊時、浴衣を着てまち歩きに繰り出すと、参画店舗で割引やサービスが受けられほか、各旅館で無料貸出している山中塗まちめぐりバッグを持って総湯「菊の湯」に行くと、入浴料通常大人440円が半額の220円で利用できる。

菊の湯

総湯「菊の湯」入浴の半額サービスも

鶴仙渓をはじめ自然豊かな山中散策に便利なのが、ウォーキンググッズのレンタルサービス。トレッキングポールやポンチョ、万歩計、ザックを宿泊旅館で貸し出す。料金は500円。

散策の合間の休憩は、温泉街の回遊拠点である山中座前広場で。テーブルとイスを新たに設置し、ひと休みできる場所を創出した。

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