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世界が注目、庭園美で勢い増す 足立美術館/安来

入館者数が好調 やまなみ街道全通も追い風

島根県安来市の足立美術館の入館者数が好調だ。2016年は63万5237人で、15年より20万人以上増えた。出雲大社大遷宮の影響で過去最多を記録した13年の入館者数65万8千人に迫る過去2番目だった。

足立美術館は、アメリカの日本庭園専門誌「数寄屋リビング ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」が主催する日本庭園ランキングにおいて14年連続で1位に選出されていることに加え、フランスの旅行ガイドブック「ブルーガイド・ジャポン」「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で最高評価の三つ星を獲得したことなど、海外から高く評価されている。

足立美術館

海外でも高評価を受ける日本庭園を眺めようと
女性客を中心に多くの人が訪れる

また、15年3月に島根県松江市と広島県尾道市をつなぐ中国横断自動車道・尾道松江線「中国やまなみ街道」が全通したことも入館者数を押し上げる大きな要因になった。

累計でも昨年9月に入館者数が1800万人を突破。開館から45年10カ月で節目を迎えた。

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