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「出雲と大和」20年開催に向け初会合 島根・奈良両県

20年1―3月に東京国博で特別展 知事ら集い連携確認

島根県と奈良県は5月19日、東京都台東区の東京国立博物館で、2020年に開催予定の特別展「出雲と大和」(仮称)に向けた初の会議を開いた。溝口善兵衛・島根県知事、荒井正吾・奈良県知事、銭谷眞美・同博物館館長をはじめ主催者が一堂に会して同展成功に向けて議論を交わした。

同展は20年に日本書紀編さん1300年を迎えることを記念して企画。東京オリンピック・パラリンピックの開催年で世界から日本に注目が集まることもあり、神話の舞台である両県がこの機会に古代日本の特質を伝えようと連携した。

主催者会議では、企画案や主催者間の連携について確認。続いて開かれた第1回実行委員会では溝口島根県知事を委員長に、荒井奈良県知事を副委員長に選任したほか、展覧会までの準備スケジュールを確認した。

同展は20年1―3月、同博物館平成館での開催を予定。日本書紀に書かれた、出雲大社のオオクニヌシが司る神々の世界「幽」と、大和の天皇が司る現実の政治の世界「顕」にスポットを当て、古代日本の成立と特質に迫る。出雲と大和の関係性や、出雲大社、出雲における古代祭祀、大和王権、飛鳥・奈良時代の仏教と政治の関係についての展示を計画している。

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