奈良県、南部地域の復興へ会議開催補助金を交付
11/11/22
奈良県は、県南部の吉野郡、五條市、宇陀市、宇陀郡で宿泊を伴う会議などの開催費用を補助する。9月の台風12号で被害を受けたエリアの支援が目的で、1開催あたり最高50万円まで補助金を交付する。
交付は(1)吉野郡、五條市、宇陀市、宇陀郡で宿泊を伴う会議、会合、集会であること。(2)会議などの参加者および宿泊者がいずれも20人以上であること。(3)学会、NPO、民間事業者、実行委員会、協議会そのほかの団体が主催する会議などであること―が条件。補助対象となる経費は会場使用費、会場設営費(看板などの設置やマイクなどの使用料)、送迎用のバス借り上げ料やタクシー利用料。1開催あたりの上限は50万円。
申請は、奈良県観光局ならのにぎわいづくり課のホームページ(http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-3534.htm)から申請書、事業計画書、支出予算書をプリントアウトし提出。会議などの開催後30日以内に請求書、事業実績報告書、支出内訳書、証拠書をそろえ補助金を請求する。
同課では「台風12号により被害を受けた南部地域の早期復興を図り、宿泊を伴う観光客の誘致を早期に進め、風評被害の拡大を防止するため補助金を交付した」としている。