龍馬ゆかりの7県がJR京都駅で観光展 11月9-10日
13/11/08
坂本龍馬ゆかりの7県の大阪事務所でつくる「大龍馬恋(だいりょうまれん)」が11月9-10日、JR京都駅前広場で観光展を開催する。龍馬ファンや観光客に各県への来訪を呼びかける観光宣伝のほか、京都の大学生による龍馬よさこいを披露する。
大龍馬恋は静岡県、福井県、広島県、山口県、高知県、長崎県、鹿児島県の大阪事務所や情報センターで組織。龍馬の命日11月15日にちなんで毎年11月に京都で観光展を行っているもので、今年で5回目。
駅前広場では各県のミスやご当地キャラクターによるステージイベントのほか、ご当地クイズ大会、高知県で人気の土佐おもてなし勤王党のショーもある。ブースも設置し、来場者に龍馬ゆかりの地をアピールする。開催時間は9、10日も12-17時。
15日には、龍馬や中岡慎太郎が葬られている京都霊山護国神社でも観光展を行う。2人の命日であるこの日は、全国から龍馬や幕末、歴史愛好家が詰め掛ける。昨年の観光展でも1千点用意していたパンフレットがあっという間になくなったという。担当者は「歴史ファンがここまで集まるのは、ここだけです。各県の歴史観光の魅力を訴えたい」。
龍馬に関する各県のゆかりは、静岡県が下田で龍馬の脱藩が許されたこと、広島県が鞆の浦で起こったいろは丸事件、山口県は薩長同盟など龍馬が奔走したことなどがある。高知県はもちろん生まれ故郷だ。