萩に新しい観光拠点 「明倫学舎」3月4日オープン/山口
17/02/08
山口県萩市に3月4日、明治維新の志士たちを多く輩出した萩藩の藩校、明倫館の跡地に新たな観光拠点として「萩・明倫学舎」がオープンする。明治維新150年となる2018年を見据え、維新の郷・萩の歴史と魅力を発信する。
明倫館は廃館後に旧明倫小学校が建てられ、木造2階建ての本館建物は現在、国の登録有形文化財となっている。今回はこれを改修して、観光拠点施設として整備した。
本館には萩市の観光インフォメーションセンターや藩校から小学校までの歴史の紹介コーナーなどを設置。2号館には萩の明治日本の産業革命遺産を紹介する「世界遺産ビジターセンター」、幕末・維新期の歴史・科学技術資料を展示する「幕末ミュージアム」を開設する。
開館は9―17時。観覧料は本館が無料、2号館が大人300円。団体は2割引きとなる。