森林セラピーは出足好調です 鳥取県智頭町
鳥取県智頭町山村再生課の山中章弘さんと米井理絵さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、この夏グランドオープンした森林セラピーと町が力を入れている民泊の利用状況を説明した。
グランドオープンした8月から11月までの森林セラピーは79組960人が体験した。約7割は女性で、60代以上が6割を占めていた。男性の参加者もほとんどが女性に引っ張られて来た人だった。方面別では大阪や兵庫など関西地区が多い。意外と団体が目立ち、四国などの旅行会社が20人程度のツアーを何度か行っている。
山中さんは「巨樹や渓谷など変化に富むセラピーロードの評価が高く、リピーターも増えてきました。グランドオープン前を含めた今シーズンの累計では目標の1千人を超える1500人以上の方に来ていただいています。来シーズンは2千人を目指したいと思っています」。
民泊は現在、28軒の登録があり14軒が受け入れている。関西圏を中心に友人同士での利用が目立っている。大手旅行会社などからも受け入れの相談がくるようになってきた。
米井さんは「少しずつ民泊も知られてくるようになりました。森林セラピーとセットで、町民と触れ合う民泊を体験してほしいです」。