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会津若松に八重の足跡を追う(2) 鶴ヶ城・飯盛山

八重も戦った会津若松の名城 鶴ヶ城

会津若松市のシンボル鶴ヶ城。2011年に天守閣のふき替えが完了し、白虎隊士も見た国内唯一の赤瓦の天守閣が甦った。

戊辰戦争では約1カ月に及ぶ激しい攻防戦に耐えた名城であり、八重も落城まで銃を手に官軍と戦った。

1874年に取り壊されたが、1965年に再建、2001年には天守閣に続く建物「干飯櫓・南走長屋」が江戸時代の工法・技術を用いて復元された。

鶴ヶ城

桜も鮮やかな鶴ヶ城

白虎隊の悲運語り継ぐ 飯盛山

戊辰戦争のとき、会津藩士子弟の16-17歳の少年たちで編成された白虎隊。戸の口原合戦場から20人が退却し飯盛山にたどり着くと、黒煙の中に鶴ヶ城の天守閣が見え隠れする。「城は陥落したか、今は主君のために殉じよう」と全員が自刃した。1人だけ生き残った飯沼貞吉によって、白虎隊の忠義と悲運の物語は、広く人々に知られることになる。

八重は隣家の伊東悌次郎ら白虎隊士数人に砲術を指南していた。

毎年春と秋の2回行われる慰霊祭では、白虎隊を偲び、その霊を慰める剣舞が奉納される。

飯盛山

飯盛山にある白虎隊士の墓

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