観光復興へ年度目標 福島県がキャンペーン開始(3)
2013年に放映されるNHK大河ドラマ「八重の桜」は、福島県会津出身で、同志社を創設した新島襄の妻となった八重の生涯を描いた作品。チーフプロデューサーの内藤さんが「日本人の強さの原点を描きたい。海外にも観てもらいたい」などと、作品への思いを語った。
日本人の強さ描く「八重の桜」 13年の大河ドラマ
八重の桜は東日本大震災を受けて放映が決まった。内藤さんは「いろんなことを背負うドラマ。志を持ってつくるドラマ」と意気込む。作品に込める思いは「志を持ってまっすぐ進めば、必ず春が来る」というもの。ドラマの舞台が福島だと世界に伝えたいとも。
観光誘客へのアドバイスも忘れない。「(放映開始の)1月にピークを持ってくる必要はありません。ドラマの中盤から後半、そして終了後の何年先まで効果を持たせられるかが重要です」。
ドラマと併せて放映される、各回ゆかりの地のミニ紀行にも、出演者が案内するなど新趣向を取り入れたい意向も示した。