オリックス不動産、運営会社8社を統合した新会社「オリックス・ホテルマネジメント」を4月1日に発足
オリックス不動産(東京都港区)は4月1日、 オリックスグループの18の宿泊施設を運営する運営会社8社を統合し、新たに社名を「オリックス・ホテルマネジメント株式会社」にすると発表した。サービス・専門性の向上、 ガバナンス体制の構築、 人材獲得・育成強化および業務集約・標準化などを実現し事業拡大を目指す。

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オリックスグループは現在、 22施設・約5000室(第三者に運営を委託している施設を含む)の旅館・ホテル、 4施設・約700室の宿泊研修施設を運営している。
旅館・ホテル・研修所を運営するブルーウェーブ(東京都港区)を存続会社とし、 「クロスホテル」を運営するクロスホテルズなどの運営会社7社を統合するとともに、 オリックス不動産100%出資とする「オリックス・ホテルマネジメント株式会社」に社名変更する。
オリックス・ホテルマネジメントは18施設を運営する体制でスタートする。 また、 オリックスグループが運営するその他の宿泊施設や、 さらには水族館、 サービスオフィスなど16施設についても、 同社による業務支援体制をとる。 オリックスグループは、 金融ノウハウを生かした財務体質の改善、 新しい発想を取り入れたリニューアルを継続的に行い、 培った専門性や運営ノウハウを基に、 旅館・ホテルの取得、 新規開発を行ってきた。 2019年1月からは、 直営12施設を対象に、 事業ブランド「ORIX HOTELS & RESORTS」を展開している。
「今後も、 各地域の魅力を発信し、 エリアの活性化に貢献する施設づくりに努めていく」と同社
1. 「オリックス・ホテルマネジメント株式会社」会社概要
2.運営会社の統合方式について
既存会社の所有・運営の形態により、 吸収合併、 吸収分割等により統合。
統合対象会社(運営対象施設)
・ブルーウェーブ株式会社(「箱根・芦ノ湖 はなをり」「ホテルJALシティ羽田 東京」「ホテルJALシティ羽田 東京 ウエスト ウイング」「ハンドレッドステイ 東京新宿」「クロス・ウェーブ幕張」「クロス・ウェーブ船橋」「クロス・ウェーブ府中」「クロス・ウェーブ梅田」)
・クロスホテルズ株式会社(「クロスホテル札幌」「クロスホテル大阪」「クロスホテル京都」)
・合同会社ユニバーサルホテルマネジメント(「ホテル ユニバーサル ポート」)
・合同会社ヴィータホテルマネジメント(「ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ」)
・東鳳マネジメント株式会社(「会津・東山温泉 御宿 東鳳」)
・宇奈月ホテル株式会社(「黒部・宇奈月温泉 やまのは」)
・函館湯の川ホテル株式会社(「函館・湯の川温泉 ホテル万惣」)
・株式会社洗心亭(「熱海・大月ホテル 和風館」「ホテル ミクラス」)※第三者資本
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