観光で経済成長 琴平町観光協会が講演会/香川
11/10/13
香川県・琴平町観光協会(近兼孝休会長=湯元こんぴら温泉華の湯紅梅亭)はこのほど、琴平町文化会館で「琴平町観光協会講演会」を開いた。講演会は同協会の年間行事の一環として行われ、300人が出席した。
基調講演は日銀高松支店の清水季子支店長が「危機を乗り越えて成長するために―香川モデル・日本の成長に向けた処方箋」を演題に語った。
清水支店長は「労働力の増加と生産性の向上があってこそ経済成長につながる」と述べ、今後成長が見込める分野として農業、介護、観光を掲げた。
引き続いて「観光と経済情勢について」をテーマにパネルディスカッションが行われた。パネリストには参議院議員観光振興議員連盟副会長の植松恵美子さん、高松市副市長の勝又正秀さん、四国運輸局企画観光部長の清水一郎さん、日本銀行高松支店長の清水季子さん、四国ツーリズム創造機構事業推進本部長の平尾政彦さんが登壇した。コーディネーターは近兼会長が務めた。