新鳥栖で下車して佐賀観光を 大阪で「さが魅力発見フェア」
11/10/18
佐賀県と佐賀県観光連盟は9月30日―10月2日の3日間、大阪市中央区のNHK大阪放送会館で観光イベント「さが!魅力発見フェア!」を開いた。企画展示や体験、物産品の販売など多彩な催しで佐賀観光の魅力を伝えた。
4回目の開催となる今年は、会期を昨年から1日延長。今年の九州新幹線全通で新鳥栖駅が開業したことを追い風に、関西からの誘客に一層力を入れる。
今年の企画展示は、日本の近代化に向けいち早く行動を起こした佐賀藩の技術を特集。県内でロケが行われた韓国で人気の映画「家門の栄光4」の撮影現場風景のパネルや、佐賀市出身の人気ポップアーティスト・326(ナカムラミツル)さんの作品も展示した。
体験や物産品販売には、昨年より参加団体が大きく増え、佐賀市や唐津市、鳥栖市、武雄市、嬉野市など県内の市町や観光施設など15団体が参加。弥生人の衣装試着や、県内8自治体のゆるキャラ着ぐるみの写真撮影といった体験のほか、佐賀錦や小城羊羹、嬉野茶、有田焼などの特産品の販売、子どもたち先着1千人へのプレゼントなどもあり、会場は賑やかさに包まれた。
初日の30日に開いてオープニングイベントではゆるキャラたちが壇上に勢ぞろいし、大阪市中央区のキャラクター「ゆめまるくん」も登場。同県関西・中京営業本部の毛利明彦本部長とゆめまるくんはいかしゅうまいとたこ焼きという名産を交換し、友好を深めた。
毛利本部長は「佐賀県をもっと関西でPRしないといけない。今回のフェアをきっかけに大人にも子どもにも魅力を知ってもらえれば」と話していた。