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新鮮な海の幸に舌鼓 福井・若狭町が大阪で「旬を味わう会」

11/10/20

福井県若狭町と若狭三方五湖観光協会は10月3日、大阪市中央区のマイドーム大阪で「わかさの旬を味わう会」を開いた。関係自治体やメディア、企業など約30人を招いて、今が旬のアオリイカをはじめ同町が誇る新鮮な食を振る舞った。

若狭町は、大震災と原発事故の影響による観光客減からの"復活"を目指して10月1日から総額1千万円の宿泊キャンペーンを展開中。同町の民宿、旅館ホテルの宿泊者を対象に宿泊料金の1割を町内の土産物店などで使える買い物券としてプレゼントするほか、特産品が当たる抽選もついてくる。

「味わう会」もキャンペーンにあわせたもので、若狭町の食の魅力を知ってもらおうと企画。姉妹都市など友好関係を持つ大阪府高槻市と吹田市、同町に原発を置く関西電力なども出席した。

若狭町の森下裕町長はあいさつで「民宿など観光関係者は震災以降、苦しんでいますが、キャンペーンでなんとかお客を取り戻したい。観光協会など地元皆で手をとりあっておもてなしをしていきます。情報発信にご協力を」と呼びかけた。

この日は、地元から駆けつけた料理人が駆けつけ、地元食材を調理するという、まさに"地元の味"を提供。アオリイカのほかカンパチ、イシダイ、ヒラメ、甘エビといった海の幸がずらりと並んだ。特にアオリイカはコリコリとした歯ごたえで評判。フグや鯖寿司、福井産梅干しと米のおにぎりもあり、参加者は舌鼓を打った。

わかさの旬を味わう会

若狭の新鮮な魚介がずらり

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