アフターDCもCPで 群馬県、大阪で観光説明会
11/11/18
ググっとぐんま観光宣伝推進協議会(大澤正明会長=群馬県知事)はこのほど、大阪市北区の大阪新阪急ホテルで観光情報説明会を開いた。今年7―9月に実施したデスティネーションキャンペーン(DC)効果を次年度以降も継続させようと企画した。京阪神の旅行会社やマスコミ関係者を招いた。
群馬DCの期間中、県内を訪れた観光客数は前年より7%ほど増え約721万人だった。協議会事務局長の向田忠正さんは「震災で大幅に減った観光客もDCを機に回復してきました。このDCの成果を来年につなげるため、2012年7―9月にアフターDCキャンペーンを企画しています」と述べた。
県内エリアごとのプレゼンテーションでは、北西部の吾妻エリアが四万温泉の提灯ウオークや草津温泉の温泉らくご、北東部の利根沼田エリアが米の国際コンクールで4年連続で金賞・特別優秀賞を受賞している地場産米やレタスなどをアピール。西部エリアは、DCで人気が沸騰した碓氷峠周辺の鉄道廃線ウオークや安中市にある新島襄旧宅などを紹介。中部エリアは、伊香保温泉で毎年8月に開くハワイアンフェスティバルや、渋川市で7月末にあるへそ祭りをPRした。東部エリアは、わたらせ渓谷鉄道で来春デビューする自走式トロッコ列車などについて説明、そのうち館林市は1万株の花が咲き誇るつつじまつり、200種の花ハスの中を船でめぐる花ハスまつりをアピールしていた。
東日本一帯は、放射能の影響が懸念されているが、10月中旬の24時間で1時間あたりの最大放射線量が群馬県で0.031マイクロシーベルトと、東京や大阪より低いことが説明されていた。