いやし博やアート 四国4県が東京で魅力アピール
11/11/18
四国ツーリズム創造機構はこのほど、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントに旅行会社を招き、四国観光商談会を開いた。四国4県からは95の企業と団体と旅行会社30社、JR各社、航空会社が情報交換や商談を行った。
個別商談会の前には各県担当者による観光プレゼンテーションが行われた。
徳島県は来年1月からNHK大河ドラマ「平清盛」が放映されるのを念頭に、祖谷地方に伝わる「もうひとつの平家物語」ツアーや妖怪ツーリズムをアピール。香川県は瀬戸内の離島を舞台にしたアートツーリズム、愛媛県は「えひめ南予いやし博」、高知県は室戸市の世界ジオパークの認定や高知県立牧野植物園の特別企画展などを紹介していた。
高知市五台山にある牧野植物園では、2012年が日本の植物分類学の父と呼ばれる牧野富太郎博士の生誕150年に当たることを記念し、東京の国立科学博物館との合同企画展を予定しているほか、3―6月には毎年好評の五台山花絵巻を開催する。
花絵巻では、高知を代表する宴会料理の皿鉢料理にならい、直径3メートルほどの皿鉢に草花を植え園内に展示する。今年は60の皿鉢を展示した。