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四万十、足摺、いやし博― 四国西南エリアが大阪で観光説明会

11/11/25

四国西南エリアの観光商品をアピールする説明会が11月11日、大阪市北区のホテル阪急インターナショナルで開かれ、旅行会社の企画担当者30人が出席した。

冒頭、あしずり温泉協議会の田村卓実会長(足摺国際ホテル)があいさつ。「西南部は豊富な観光資源がある。本日はブラッシュアップした既存の素材と新しい観光素材を紹介したい。商品造成に活用してほしい」と話した。

続いて四国Cルート観光協議会の植田英久会長(四万十観光開発)、土佐清水市観光協会の浜口宏樹さんが、四万十・足摺・竜串エリアを説明。植田会長は四万十川の沈下橋や遊覧屋形船、青のり漁、投網漁などを紹介し、「春の入田地区の河川敷4ヘクタールに菜の花が咲き誇る景色を見てほしい」と訴えた。

浜口さんは昨年足摺半島・中浜で復元されたジョン万次郎生家をはじめ、リニューアルされた万次郎記念館、唐人駄場、白山洞門、椿のトンネルなど見どころも紹介。あしずり温泉協議会・足摺応援団の實島和正団長(足摺パシフィックホテル花椿)は「足摺再発見」として「足摺七不思議散策コース、スターウオッチング、足摺白皇山からの眺望などをぜひ見てほしい」と呼びかけた。

四国Cルート観光協議会の田村稔さん(南レク)は、2012年春の松山自動車道・西予宇和―宇和島北インター間の開通に合わせて4―10月に開催される「えひめ南予いやし博2012」について説明。そのあと、南楽園や紫電改展示館など周辺施設や素材の魅力を語り、いやし博を含めた観光コースの造成を依頼した。

このあと、高知県観光コンベンション協会の辰馬佳司セールスチーフが、ツアー造成時における今年度下期のインセンティブ事業を紹介。「バス1台や旅行者1人当たりに出る助成金制度をぜひ活用して送客を」と要請した。

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