四国ツーリズム創造機構が名古屋で初の商談会

四国ツーリズム創造機構はこのほど、名古屋市中村区のキャッスルプラザで四国観光商談会を開いた。名古屋市で商談会を開催するのは初めて。中京圏の旅行会社関係者ら約70人を招き、２０１２年の観光トピックをアピールした。

観光情報プレゼンテーションでは、４月22日から始まる「えひめ南予いやし博」のアクセスバス、小豆島の島巡りに便利なクーポン、大河ドラマ「平清盛」放送に伴う平家関連の商品ラインナップを紹介した。

また、徳島県は祖谷地方の妖怪ツーリズム、香川県は人気店を回る「うどんＢＵＳ」、高知県は世界ジオパークネットワークに11年８月加盟した室戸ジオパークなどを売り込んでいた。

四国ツーリズム創造機構の平尾政彦事業推進本部長は「四国はお遍路の国でもあり、お接待の心をもって名古屋で初めて開催させていただきました。ぜひ四国を売ってください」と呼びかけた。

同機構ではこれまで東京のみで商談会を開いていたが、九州新幹線の開通に合わせて11年２月には福岡県でも初めて行っている。