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うどんだけじゃない! 香川県、よしもととタッグで魅力PR

12/02/20

昨秋から「うどん県」への改名をうたい、大々的にプロモーションを展開する香川県。「うどん県。それだけじゃない香川県」と題した県ブランドの魅力を伝えるプロジェクトの次の一手は、笑いの殿堂・よしもとクリエイティブ・エージェンシーとのコラボによる関西圏でのアピール強化だ。

コラボ企画は、同社が大阪市中央区のなんばグランド花月ビルで展開する「よしもと47ご当地市場」で5月下旬―6月上旬の7日間、「うどん県。それだけじゃない香川県物産展」を開催するというもの。うどんのほか、県ブランドの産品を展示、販売することで関西圏の消費者に魅力を周知する。「ご当地市場」と各都道府県のコラボは今後も展開する方針だが、香川県はその第1弾。

香川県はそのほかにも、「うどん県」ブランドビジネスの今後の展開として、県産品のネット販売強化や、百貨店やスーパーなどに対するプロモーション展開、瀬戸内海や食、アートといった地域の魅力の情報発信に取り組む。

2月16日に大阪市北区のリーガロイヤルホテルで開いた記者発表会で、浜田恵造・香川県知事はコラボ企画について「よしもとさんの関西での発信力はたいへん大きく、期待度はかなり大きい」とし、「今回のプロジェクトで食や瀬戸内海の美しさといった『それだけじゃない』魅力を売り出したい」と意欲を語った。

同社の泉正隆常務は「芸人らとメディアなどで盛り上げ、関西に香川の魅力を伝えたい」と全面支援を誓った。

浜田知事と泉常務

「物産展開催依頼書」を手渡し握手を交わす
浜田知事(左)と泉常務

この日は、「それだけじゃない」代表として食を取り上げ、PRを展開。会場にはオリーブ牛や讃岐コーチン、天然真鯛、旬の野菜などの料理が並んだ。浜田知事は食の魅力について「食べてもらえればわかる」と自信を示した。

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