GWイベント 隅田川に10万個のLED球放流
12/04/02
5月5、6日の2日間、東京スカイツリーを間近に望む隅田川テラスで初めてのイベント、「東京ホタルフェスティバル2012」が開かれる。点灯された東京スカイツリーのもと、10万個の光の球を隅田川に流す「光のシンフォニー」が6日夜のクライマックスを飾る。
イベントは江戸時代の隅田川の賑わいを現代によみがえらそうと、東京都が推進している隅田川ルネサンスの一環。地元自治体などで構成する実行委員会と東京都が主催する。
会場は言問橋-吾妻橋間の隅田川テラス。親子参加のアート製作や展示、川辺の茶会、リバーサイドカフェや屋台、ミニライブや屋上ビアガーデンなど、川に親しみ、川辺で楽しむライフスタイルを提案するイベントが行われる。
クライマックスは、6日の18時30-21時に行われる「川とツリーが紡ぎだす「ひかりのシンフォニー」。「いのり星」と名付けられた直径8・5㌢の太陽光蓄電LED球10万個を隅田川に流し、「隅田川にホタルがいたら」という思いをアートで実現させる。東京スカイツリーも点灯する。
光の球のうち1万5千個の「放流権」と記念品を1個1000円で一般に販売する。購入者は、有料観覧エリアへの入場ができ、光の球の放流に参加できる。
また、前日の5日夜には、地元の子どもたちによる光の神輿パレードが行われる。アーティストの日比野克彦さんが監修し、東京藝術大学の学生が製作した神輿を台船に乗せ、子どもたちが担ぎながら隅田川を水上パレードする。
両日とも開場は10時、終了時間は5日が20時、6日が21時。