京都で車上セミナー開く 下呂温泉観光協会/岐阜
12/04/11
岐阜県の下呂温泉観光協会(伊東祐会長)は2月下旬に車上セミナーを開いた。約90人で京都市を訪ね、京の冬の旅キャンペーンで特別公開中の相国寺法堂・開山堂、平清盛と関係の深い六波羅蜜寺などを見学したほか、京都市観光協会の湊二郎専務理事の講演を聞いた。
湊さんは、京都を訪れる観光客の多くがリピーターや団塊の世代で、若者の観光離れが課題になっていると説明。観光事業に携わる若者自体も旅行をすることが少なく、京都の良さや京都らしさを出した企画が出てこないと課題を話した。
セミナーはJR高山本線の利用促進や観光先進地への視察を目的に行い、今回で24回目。毎年、大阪と下呂を結ぶ特急「ワイドビューひだ」を貸し切って実施している。