白兎会が設立40周年 業界関係者が集い、祝う
12/07/30
白兎会(鳥取県観光関係案内所連絡会・51会員、藤林久也会長=三朝館)は7月10日、大阪市中央区のクロスホテル大阪で設立40周年記念式典とパーティーを開いた。旅行業団体の役員や大手旅行会社担当者、鳥取県関西本部などから約60人が出席、40周年を祝った。式典では、同じく今年に40周年を迎えた全旅の池田孝昭社長が講演した。
式典で40年の歩みを紹介した池田直樹事業部長(朝野家)によると、1972年7月に25社で設立した。「当時はハガキ10円、大卒初任給5万円少しの時代でした」。その後、会員減少で存続が危ぶまれたが2006年に島根、岡山、兵庫など隣県の施設にも加入を呼びかけ盛り返した。現在は51社で情報交換会やキャラバン活動などを行っている。
藤林会長は「トラベルニュースで白兎会が今年40周年を迎えると知り、1年ほど前から会員の手づくりで準備してきました。40周年を節目とし、本日お集まりの皆さんのご支援で50周年、60周年を迎えられるよう努力したい」と話していた。
鳥取県関西本部の米田裕子本部長は「鳥取県の観光客の4割は関西のお客様です。毎日コツコツと営業される白兎会の皆さんの功績は非常に大きく感謝しています」。
全国旅行業協会大阪府支部の永野末光支部長は「我々も一般社団法人化の対応で大きな転換期を迎えています。白兎会の皆さんとはこれからも一緒になって業界発展のため、尽力したい」。
大阪府旅行業協会の藤原雅彦理事長は「40年前といえば、人と人の関係が最重視されていた時代でした。現在、インターネットを誰もが使う時代になったものの、白兎会の皆さんとはフェイストゥフェイスで信頼関係を構築していきたい」と話した。