「鉄道の秋」―JR西日本が施設を無料公開
10月14日は「鉄道の日」。JR西日本が運営する梅小路蒸気機関車館(京都市下京区)と交通科学館(大阪市港区)が無料公開される。10月27日には、車両の保守修理などを行う吹田総合車両所(大阪府吹田市)も一般公開。鉄道に親しむ秋の1日はいかが。
梅小路蒸気機関車館は今年開館40周年。40年の歩みを紹介する特別展や記念フェスタを10月6日から行う。鉄道の日で無料入館できる14日は、開館40周年の特製ヘッドマークをつけてC62形2号機が運転される。「シロクニ」の愛称で人気がある日本最大の蒸気機関車で、3年ぶりに実走する。10月10―31日の期間中、休館日を除き力強く走る雄姿がみられる。14日は17時30分―19時30分の間、SLのライトアップ展示も実施する。
交通科学館の鉄道の日は、特急列車100年の歴史を振り返る特別展、鉄道記念物のSL義経号をロープで引っ張るイベント、500系新幹線の電動模型の運転会、音楽会などが行われる。
吹田総合車両所の一般公開は今年で21回目。昨年は約1万人が来場した人気イベントだ。車両の整備やポイント転換作業といった鉄道の安全を支える総合車両所の仕事を紹介、体験するイベントをはじめ、ミニSLやミニ新幹線の運転、鉄道グッズの販売などが予定されている。入場無料。
小学生以下の子どもには、特急電車の運転席で記念撮影ができるほか、車内放送など電車の車掌体験も。いずれも事前申し込みが必要で、往復ハガキに往診裏面に「撮影会希望または「車掌体験希望」と明記し、保護者および体験する子ども氏名、年齢、住所、電話番号、体験希望時間の数字(10―15時の1時間単位と15時―15時30分の1から6まで)を書く。返信ハガキの表面にも郵便番号と住所、氏名を記載し、郵便番号564-0021 吹田市目俵町1-1JR西日本吹田総合車両所内 一般公開「運転席記念撮影係」または「電車車掌体験係」へ。締め切りは10月5日(当日消印有効)。応募者多数の場合は抽選。