四万十川の魅力にスポット フジ系で連続ドラマ「遅咲きのヒマワリ」/高知
12/10/30
昭和50年代、テレビの放送などで「最後の清流」として注目を集めた四万十川。その四万十川に再びスポットを当てた連続ドラマ「遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル~」(フジテレビ系)が10月23日から始まった。
現代の若者の姿をリアルに描いたこのドラマは、第67回文化庁芸術祭参加作品で、企画性に富んだ話題作だ。
ドラマの中で印象的に登場するのが、四万十川の沈下橋。欄干がなく、大水の時には沈んでしまうため「沈下橋」と呼ばれる。地域住民にとっては、昔から人々や物資をつなぐ大切な暮らしの道になっている。本流・支流あわせて47もある沈下橋は四万十川の風景のシンボルであり、訪れた際には必ず見ておきたいスポットだ。
また、四万十川は大人も思わず子どものころに川で遊び戯れた「川ガキ」に戻ってしまう魅力的な場所でもある。ドラマでもカヌーを漕ぐシーンが出てくるが、雄大な四万十川ではディープな楽しみ方から気軽な観光遊覧船での川遊びまで、様々な川に触れるメニューが用意されている。
さらに四万十川は天然アユや天然ウナギ、青さのり、川エビなどの食の宝庫。ドラマでどのような食材が登場するのかも楽しみの一つだ。
若者をターゲットにしたドラマ「遅咲きのヒマワリ」。このドラマを見た若者が四万十川をどのように捉えるのか、注目したい。
ドラマは毎週火曜日21時から放送。