2大ブランド「源氏物語・宇治茶」でスイーツを 宇治市でコンテスト/京都
12/11/14
京都府宇治市の宇治観光土産品組合(中村健治理事長=喜撰茶屋)がスイーツコンテストを実施する。宇治と関わりが深い「源氏物語」や「宇治茶」を連想させるスイーツのレシピを募る。優秀作は副賞を添え表彰、宇治の新名物として売り出す。
世界各国で評価される和食ブームに加え、日本茶をベースにしたスイーツへ関心が集まっていることに着目した。宇治を散策すると「源氏物語」の「宇治十帖」の世界が楽しめることから、源氏物語と宇治茶をセットにしてスイーツによるブランド化を図る狙いもある。
中村理事長は「今こそ源氏物語のまち宇治と日本茶の代表ともいえる宇治茶を世界のブランドとして飛躍させる絶好のタイミングです。コンテストを実施することで、1人でも多くの宇治茶ファン、源氏ファンを拡大して話題性を喚起したいですね」と話し、具体的な効果を促す考えだ。
コンテストは「生菓子」「焼菓子」の2つの部門で和菓子、洋菓子など自由。宇治茶を使う場合、使用素材は自由だが、源氏物語を連想する作品の場合は宇治茶を素材に使わなくても構わない。
応募は12月28日必着。1人2点までで、応募方法は専用用紙(PDF)をスイーツコンテスト特設ウェブページよりダウンロードし、必要事項を記入の上、作品の写真を貼付し事務局へ郵送。未発表作品であればプロをはじめ誰でも参加できる。審査日は来年3月30日(予定)。
応募は、郵便番号602―8588京都市上京区烏丸上長者町KBS京都事業部「宇治茶と源氏物語」スイーツコンテスト運営事務局宛て。問い合わせは、KBS京都事業部 電話075―431―7350。