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にし阿波観光圏で2月から参加体験型プログラム展開

13/01/16

徳島県西部のにし阿波観光圏で2月2日―3月3日、参加体験型プログラム「にし阿波と恋する時間 AWA☆KOI~あわこい~」を展開する。2008年に観光庁に認定された観光圏事業の集大成として実施するもので、圏域の自然・歴史・文化・伝統芸能・食・温泉など様々な地域資源を活かし地元の住民が地元の魅力を再発見して設定した。

にし阿波観光圏は美馬市、三好市、つるぎ町、東みよし町の2市2町がエリア。西日本第2位の高峰・剣山や、四国三郎の異名を持つ吉野川の奇勝・大歩危・小歩危、その支流で深いV字谷を形成する「祖谷渓」など魅力ある自然資源を持つ。また、平家落人伝説や江戸・明治期の商家が残るうだつの町並みなどの歴史・文化、日本の原風景として国内外から注目を浴びる祖谷地区の人と自然の営みなども有する。

プログラムは、こうした圏域の魅力を体感する「こころ美人」「からだ美人」「ぐるめ美人」「お華美人」のテーマごとに設定した。いずれも地域の人との交流と地域の日常を体感できるプログラムで期間中、どこかで何かが必ず行われている。

例えば「こころ美人」では、ホテル祖谷温泉での経路トリートメントと温泉入浴とケーキセットをパッケージしたプログラムが毎土日曜日に行われるほか、三好市のたばこ資料館では表千家のお茶会が2月2日と16日に開催される。美しい所作を旅先で得ようというプログラムが11設定されている。

「からだ美人」は、美馬市でツリーハウスを舞台にした自然体験が毎日行われ、三好市ではかかし作り体験のプログラムなど9つ。「ぐるめ美人」は、大歩危峡まんなかでの昼食「お美姫鍋」と岩盤浴をセットしたプログラムなど14、「ももいろ美人」は2月3日と24日の東みよし町でのプリザ体験など5つ、「お華美人」は2月23日につるぎ町で開かれるアート押し花絵づくりなど5つのプログラムが行われる。

にし阿波観光圏は14年度以降も引き続き観光圏として認定されるよう働きかけている。

予約、問い合わせは、にし阿波観光圏協議会事務局TEL090-1573―0051へ。

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