関西で"桜舟"運航（1）　京都・岡崎十石舟

京都市左京区岡崎の疎水で運航する十石舟が３月30日から始まった。今年で16回目となる京都の春の風物詩。川沿いの桜、新緑が美しい５月６日まで運航する。

４月21日までは20時半まで桜並木をライトアップ。29日の点灯式で京都市の門川大作市長は「世界でも珍しい自然と文化が融合した岡崎公園と周辺の魅力を世界に発信したい」。京都岡崎魅力づくり推進協議会の塩江宏三代表は、十石舟の運航に合わせて観光施設や商店で連動企画を展開することを紹介した。舟の運航主体、京都府旅行業協同組合の山本芳孝理事長は「１人でも多く乗ってほしい」と話した。