夏は名画で体験学習「イタリアめぐり」 大塚国際美術館/徳島
13/06/13
徳島県鳴門市の大塚国際美術館は7月21日―8月31日、小中学生を対象とした体験学習プログラム「名画で体験イタリアめぐり」を実施する。名画に触れ合いながら、古代ローマの世界へ誘う。
同美術館は世界の名画1千超の陶板を展示。美術館を生かした教育の場を提供しようと毎年夏休み期間に体験企画を実施している。10年目の今年はイタリア南部にスポットを当て、豊富に所蔵するイタリアの絵画作品をバックボーンに、古代ローマに関する4つのプログラムを展開。アートを通して家族で楽しむ夏の一日を提案する。
体験コーナー「古代ローマへタイムスリップ」では、絵画に描かれた衣装を着たり、ポンペイの名画「パン屋の夫婦」になりきっての写真撮影、ダーツの原型「コタボス」に挑戦するなどして古代ローマ人の生活に触れる。配布されるシートに感想や発見を書き込むことで学びを実感する。
特製シートに描かれた作品の一部から館内の古代ギャラリーにある作品を探し出す「あなたも絵画の名探偵」、手のひらサイズの「ひらめき鑑賞シート」の配布も期間中毎日実施。7月27日にはワークショップも。毎週土日曜には鑑賞シートを使っての古代ローマ絵画鑑賞ツアーを行う。
プログラムは参加無料。入館料は大人3150円、小中高生520円。団体割引あり。
問い合わせは、同館広報部 電話088―687―3737。