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「懐かしの修学旅行」 香川県、シニア層対象に商品化も

13/07/26

香川県は7月から60―70代のシニア層をメーンターゲットにした誘客キャンペーン「うどん県・時間旅行物語」を展開中だ。期間は12月1日まで。

かつて同県の修学旅行を体験したシニア層に対して、栗林公園や金刀比羅宮などの観光地と昭和の雰囲気が残る地区を巡るツアーを提案するもので、キーワードは「懐かしの修学旅行」。琴平や栗林公園、玉藻公園、屋島を主会場に引田、志度など歴史的な町並みや建物が残る9エリアで、まち歩きをしながら地元ガイドの解説、食を楽しむ。現役で運行している電車としては日本最古で、近代化産業遺産にも認定されている「ことでんレトロ電車」も特別運行している。

琴平ではこんぴらさんの門前町で地元商店街の空き店舗を利用して昭和時代のレトロ家電や当時の風景写真などを展示し、昭和のなつかしい雰囲気を演出。

玉藻公園では「りつりん江戸劇場」として邦楽団体の演奏会の実施や公園職員が着物姿で出迎えるなど江戸情緒あふれる公園散策を楽しめるようにしている。屋島では期間中の土日、祝日に源平合戦ゆかりの武将や姫で構成する「かがわ源平紅白キャラバン隊」を組織し、屋島山上で歌や踊りのパフォーマンスを開催する。

JTBや日本旅行などでは「うどん県・時間旅行物語」に合わせて京阪神地区発着の「なつかしの修学旅行」と題したツアーを販売している。

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