やっぱりおしい！広島県に来てね

広島県は８月８日、東京・秋葉原のイベントスペースで観光説明会を開いた。

お笑いコンビのアンガールズや俳優の河原さぶさんら、同日からウェブサイトで公開されている観光プロモーションビデオ（ＰＶ）第２弾、「おしい！広島県　Ｔｈｅ　Ｍｏｖｉｅ２」の出演者が出席し、広島への来訪を呼びかけた。

広島県では昨年３月からタレントの有吉弘行さんを起用し、「おしい！広島県」をキャッチフレーズにした観光キャンペーンをスタートさせた。今回は第２弾となるもので、約20分とドラマ仕立てのＰＶで、魅力がいっぱいなのにあまり知られていなくて「やっぱりおしい広島県」としてアピールしている。

説明会で湯﨑英彦・広島県知事は、「広島県への２０１２年の観光客数は前年比３６１万人増の５８９３万人でした。キャンペーンの効果があったのではと思っています。おしい広島県で関心を持っていただいた方々に、今度は実際に来ていただきたい」とあいさつした。

おしい広島県キャンペーン第２弾では、ＰＶの公開のほか県産食材を使用した商品のファミリーマートでの販売、子ども向け知育アプリの配信で集客を図る。

中国・四国のファミリーマート７２０店舗で「広島菜ちりめんおにぎり」や広島でブームになっているという「冷や汁なし担担麺」など６種類の販売を８月９日から始めている。

アンガールズの２人は説明会で「厳島神社には修学旅行で１回行ったという人が多い。何度いってもいいところなのに、おしい」、「本四架橋というと瀬戸大橋が有名。しまなみ海道がメジャーになっていないのは、おしい」などと、広島への来訪を呼びかけていた。