嵐山復旧進み観光に問題なし 地下鉄は19日夜復旧/京都
13/09/19
9月15―16日の台風18号による豪雨災害に見舞われた京都府。渡月橋が冠水するなど被害を受けた京都市嵐山では復旧が進み、鉄道の運休も解消されつつあるなど観光への影響は一部にとどまりそうだ。
嵐山では渡月橋周辺の施設・店舗に被害は残るが、寺社や観光施設、土産物店など大半は平常通りの営業。大覚寺・大沢池で9月19―21日に開かれる「観月の夕べ」や、10月20日の「斎宮行列」など予定通り開催されるイベントも多い。また、市中心部では左京区・南禅寺で19日まで拝観停止となるなど一部寺社・文化財に被害がみられたが、まちは通常の風景に戻っている。
鉄道は京都市営地下鉄東西線・烏丸御池―小野間が運休となっていたが、19日21時に運行を再開する見込み。それまではバスによる代行輸送を行う。嵯峨野トロッコ列車は19日9時7分発の便で運転を再開した。京阪電車京津線・御陵―浜大津間は運休が続いている。