神戸の新基軸「おとな旅」(1) 来年1―3月に53プログラム
13/11/29
神戸の素顔に深く迫る―。兵庫県神戸市で2014年1月18日―3月27日、体験プログラムイベント「おとな旅・神戸」が展開される。"神戸っ子"が案内するまち歩きや体験でおしゃれ、ハイカラといった従来のイメージだけではない「コアな神戸」に触れてもらう官民一体の取り組みだ。
「おとな旅」は市や県、神戸商工会議所、神戸国際観光コンベンション協会が実行委員会を組織して実施。昨年のNHK大河ドラマ「平清盛」の舞台としてシニア層の注目が集まったことから、新しい魅力として「大人の神戸」を定着させようと企画を進めてきた。
用意したプログラムは53。夜景観賞や旧居留地の近代建築探訪、神戸ビーフの賞味、ジャズ鑑賞といった"神戸らしい"ものから、有馬温泉での歴史体験、長田や新開地での下町グルメめぐり、摩耶山散策など神戸が持つ「大人の素材」を幅広くラインナップした。ガイドも養成し質の高いプログラムを提供していく。
ターゲットはあくまで大人で、プログラムは継続性を重視するため有料。全体で1千人強の集客を目標に掲げる。運営事務局の村岡洋二さんは「旅の空いた時間に参加してもらうこともイメージしています。ゆくゆくは旅行会社にもオプションに組み込んでもらうことも考えたい」。
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