楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

沖縄ベースボールEXPO キャンプ観光盛り上げる

14/01/23

プロ野球のキャンプが2月1日から始まる。沖縄県では2月1-28日までキャンプ観光を盛り上げようと「沖縄ベースボールEXPO2014」を開催する。球団ごとの毎日の練習メニューやキャンプ地で行うイベントをウェブサイトや情報発信基地で提供し、キャンプ観光をサポートする。野球関連イベントの開催や、イベント参加の特典などがついた「プレミアムパス」も発行する。

EXPO公式ウェブサイトではその日の練習メニューなど各球場のキャンプや選手に関する情報を毎日提供する。球場周辺の観光情報も掲載し、キャンプ見学と併せて楽しんでもらう。「沖縄プロ野球」で検索できる。

沖縄本島には、那覇空港から車で約1時間のザ・ビーチタワー沖縄(北谷町)にメインベースを設ける。インフォメーションゾーンやベースボールミュージアム、ベースボールカフェ、ゲームゾーン、ショップなどを開設する。ロビーラウンジに設けるインフォメーションゾーンでは、ウェブサイト同様のキャンプ情報を毎日提供。各球場(1球団除く)にも情報発信や観戦グッズを貸し出すサテライトベースを設ける。

ベースボールミュージアムはミズノの協力で、侍ジャパン公式ユニフォームなどを展示する。

キャンプ観光をより楽しくしてもらおうと、今年新たにプレミアムパス(大人1000円、小学生以下無料)を発行する。EXPO期間中開設されるベースボールミュージアムやキャッチボールパーク(宜野湾海浜公園)への入場、キャンプ見学ツアーへの参加や、キャンプ周辺の観光施設や飲食店での割引やドリンク提供などの特典がついている。ザ・ビーチタワー沖縄と9カ所のサテライトベースで販売する。

このほかEXPO期間中は親子野球教室や親子グラブづくり教室などのイベントも予定している。

プロ野球の春季キャンプは2月1日に一斉にスタートするが、気候が温暖な沖縄県では過去最多となるは国内10球団、韓国6球団の16球団がキャンプを行う。

15球団がキャンプした昨年は約30万人がキャンプを見学し、そのうち4万人は県外客だった。、地元シンクタンクのりゅうぎん総合研究所では宿泊や飲食、土産品や関連グッズ販売などの経済効果を80億円規模と試算。キャンプ観光の推進を提言している。

観光が基幹産業の沖縄県では、キャンプ観光をスポーツツーリズムと位置付け、新しい観光客の創出やリピーター化につなげたい考えで、昨年からプロ野球キャンプ観光への取り組みを本格化させている。

購読申し込み
地旅
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ