迫る浜名湖花博'14 大阪で商品造成説明会/静岡
14/03/05
静岡県浜松市で3月21日―6月15日に開かれる「浜名湖花博2014」の旅行会社向け説明会がこのほど、大阪市北区の大阪東急インで開かれ、各社国内旅行企画担当者ら約40人が参加した。
同博は2004年に開かれた浜名湖花博から10周年を迎えることを記念して開催。第31回全国都市緑化しずおかフェアも兼ねる。市内2会場を舞台に春の花々による優美な世界を創出し、80万人の来場を見込む。
はままつフラワーパーク会場は3月21日に開幕。1300本の桜と50万球のチューリップ、100万本の花しょうぶに包まれ、青と白の藤による新たな花壇「スマイルガーデン」もお目見えする。
4月5日から始まる浜名湖ガーデンパーク会場は2千品種100万株の草花が彩り、貴重な青い胡蝶蘭の一般公開など特別企画が目白押し。
説明会では入場券の販売や会場へのアクセスなどを紹介。前売入場券は3月20日まで販売中で、1会場用の普通券が大人700円、両会場に1回ずつ入場できるセット券が同1200円、両会場全期間入場券が同3500円。事前申込なしの20人以上の団体は当日普通券大人800円が700円に割引。
団体バス駐車場はガーデンパーク会場が82台収容可能で、料金は大型2千円、マイクロ1千円。フラワーパーク会場が24台で大型・マイクロは無料。両会場とも利用申し込みが必要となる。
静岡県は昨年4月に同博10周年記念事業推進室を立ち上げ、準備を進めてきた。同室の水口長八室長はあいさつで「静岡県は花の生産量全国3位を誇ります。540万人が来場した前回に比べ会期は短いですが、貴重な展示をはじめ花の力と地域の観光資源を結集しておもてなしします。ぜひ商品造成、ご送客を」と呼びかけた。