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桜フェスティバルを初開催 智頭町で4月12-13日/鳥取

14/03/12

鳥取県智頭町で4月12―13日、「智頭河畔桜Cafeフェスティバル」が開かれる。町の中央を流れる千代川河畔約1.3キロメートルに渡って180本の桜が咲き、観光名所としても知られる。ただ樹齢が40年を超え桜並木の維持が懸念されるようになり、フェスティバルでは桜並木保全の関心を高めようと、地元企業団体や町が今年初めて企画した。

鳥取自動車道が開通する以前、京阪神方面から鳥取へ向かう幹線道路だった国道373号線。中国山地を越えて視界が広がると同時に、桜並木が目に飛び込んできた。遠路から走り通しだったドライバーを癒してくれる存在だった。1970年に植栽されて以降、地元有志の皆さんが管理し毎年秋には施肥をするなどして大切に育てている。

フェスティバルは、植栽から40年以上が経った桜を住民と観光客がともに愛でる機会として建設協会や商工会、町などが実行委員会を作り開催を決めた。鳥取道が開通し交通量が減ったことも開催を後押しした。河川床や桟敷席を設けるほか、屋台が並ぶ。町内で活動するよさこい踊りのパフォーマンスも行われる。

4月12日は11―19時、13日は10―17時の開催。智頭町企画課の酒本和昌さんは「毎年見事な花を咲かせてくれることに感謝し、多くの方と一緒に花見ができたらと思います。ぜひお越しください」。今年はプレイベントとして開催し、来年にはさらに盛大なフェスティバルを計画しているという。

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