城崎温泉で「オンパク」 5月9日から、食や温泉60企画/兵庫
14/04/16
兵庫県城崎温泉では5月9日―6月8日、「城崎温泉泊覧会」が開かれる。オンパクが関西で開かれるのは初めて。
オンパクは大分県別府温泉が発祥で、温泉地を中心に地域資源が楽しめる企画で魅力を発信するもの。地域の事業者や市民が協力し、体験型プログラムを提供する。
城崎温泉では昨年度、ファンづくりを念頭に置いた観光まちづくりを検討。松葉ガニシーズンで賑わう冬期以外の誘客とファン増加を目的にオンパクの開催を決めた。地域で実行委員会(柴田誠実行委員長=同温泉観光協会長)を組織し、開催にあたる。
期間中は温泉街と周辺の但馬地域を舞台に約60企画を実施。「城崎温泉をめぐる」では、名物の外湯ではなく旅館の「内湯」をめぐる女性限定ツアーや、温泉寺副住職に学ぶ古式入湯作法体験などで温泉を楽しむ。「想い出づくり」はピラティス体験や温泉街撮影体験で新しい楽しみを提案。「美味しい但馬」は津居山漁港の朝競り見学と海鮮丼賞味で食の但馬を味わう。
参加申込・詳細は公式サイト(http://kinosaki-onpaku.jp)から。