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全国初の「民泊マラソン」 人と自然と触れ合う/鳥取県智頭町

14/07/31

全国初の「民泊マラソン」が9月27―28日、鳥取県智頭町で開かれる。民泊家庭でゆったり田舎暮らしを体験し、起伏に富んだ約30キロのコースを走る。マラソンは順位を決めず、智頭町の人たちや自然に触れてもらう。秋の気配が漂う山里で、スポーツと交流が満喫できる。現在参加者を募集中だ。

民泊マラソンは、智頭町の町制100年を記念した。日本全国をマラソンで縦断していた「まちおこしランナー」の森弘さんが智頭町の民泊を気に入り、類例のないコラボイベントを寺谷誠一郎町長に提案、開催が決まった。

1日目は地域振興イベントとして、古い町並みが残る智頭宿に近い杉神社で安全祈願祭を行い、町内に40軒ある民泊に分宿する。民泊先では受け入れ家庭とともに郷土色豊かな食事を楽しんだり、田舎暮らしの一端を体験する。

2日目はマラソン。9時にスタートし、高低差が約300メートルある峠を一気に上り、日本の原風景を感じさせる集落の中を走る。町内6地区をすべてめぐる約30キロで、要所に設けられたチェックポイントでは集落の人が用意した飲み物や果物、豚汁などで英気を養う。到着順位やタイムによる表彰はない。完走者には完走証が渡される。

閉会式では抽選会を行い、「智頭の旨い米」100キロ、民泊のペア宿泊券、特産品などが当たる。参加者にはもれなく米2キロと智頭町森林セラピーオリジナルポロシャツをプレゼントする。

参加募集人員は、町制100年にちなみ100人。8月31日まで募集し、ランニングポータルサイト「ランネット」http://runnet.jp/から申し込む。参加費は1万2500円(民泊代込み)。

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