横手市とJALが連携 視察研修の受入充実/秋田
14/10/01
秋田県横手市と日本航空が教育関係者の視察研修を受け入れるため連携する。来年度以降、全国への情報発信や視察先の予約の一元化などに取り組む。
連携は、全国一斉の学力テストで好成績を挙げるなど小中学生の学力の高さが全国的な注目を集める横手市に多くの教育関係者が視察に訪れていることから。その数は2013年度だけでも19団体約100人に及ぶが、これまでは来訪者自らが手配するケースが多かった。
今後、JALの全国の支店が旅行会社と連携し横手市の情報を提供するほか、横手コンベンション協会を通して宿泊手配、視察研修の内容の相談に応じる。
本格稼働を前に東京、大阪を対象にモニター事業も予定している。
記者会見で高橋大市長は「視察に訪れる人の利便性を高めたい」、JAL秋田支店の天川谷(あまかわや)茂支店長は「横手で新たなモデルをつくりたい」と意欲的だった。