おとな旅や女子旅―個性豊か7県の旅 九州観光推進機構が説明会(2)
14/10/30
福岡県は福岡市都心のフリー乗車券や博多湾のクルーズ、中洲の屋形舟など博多のまち歩きが充実する。飯塚ではドラマ「花子とアン」に登場した炭鉱王「旧伊藤伝右衛門邸」がまさに旬。
熊本県では阿蘇を満喫する着地型の「阿蘇カルデラツアー」、118の温泉が点在し女性向けの温泉も多い「温泉王国くまもと」、パワスポ巡り観光タクシー、昭和と平成の名水百選がそれぞれ4カ所あることなど、素材の豊富さが売りだ。
大分県は15年7月1日―9月30日におんせん県おおいたDCが開かれる。源泉数と湧出量がともに日本一である温泉をメーンに小京都ウオークや九州オルレ、日本ジオパークのツアーなどが行われる。担当者は「様々な魅力あるツアーで当県をお楽しみいただきたい。ぜひご送客を」。
同機構の高橋誠事業本部長は「観光誘客を図るため、説明会や相談会を定期的に開いてきた。その結果、昨年は2007年と比較して11.3%増の3863万人に九州へ来ていただいた。九州は石炭産業の時代から観光産業の時代に入っており、特に来年は近代産業遺産が世界遺産に登録されれば、さらに弾みがつく」とし、2年後の東九州自動車道の全線開通にも期待を寄せた。
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