越後関川ここにあり 東京で観光物産イベント/新潟
14/11/11
新潟県関川村はこのほど、東京・日本橋のブリッジにいがたで「えちごせきかわ温泉・観光・物産まつり」を開いた。
県北部、山形県境に接する関川村は荒川沿いに高瀬温泉、鷹の巣温泉など5つの温泉が点在し、えちごせきかわ温泉郷と総称する。毎年8月最終の週末に開かれる「大したもん蛇まつり」に登場する蛇は、竹とワラで作った世界一長い蛇としてギネスに認定されている。大蛇(82.8メートル)が、数百人の担ぎ手によってまちをパレードする様子は壮観で多くの観光客が訪れる。
ブリッジにいがた入口にはミニサイズの大蛇の頭部が展示され、来場者を迎えた。500円で地元特産の生シイタケを好きなだけ袋詰めできるイベントが人気を集めたほか、村内で生産された酒米を使った越後の地酒や、笹団子、味噌の加工品などが売れていた。
村農林観光課の田村清洋さんは「東京の状況を肌で感じることができました。新たに開発した加工品など新商品の評価も測れますし、継続的に開くことで関川村の知名度アップにつながっていると思います」と情報の収集・発信双方の効果を実感している。