今年も熱いぞおきなわ観光 東京、大阪で誘客イベント
15/02/19
旅行関係者を対象にした「沖縄リゾートEXPOinTOKYO」が1月28日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開かれた。自治体や観光協会、ホテルなど県内から81社がブース出展したほか、4月25日にグランドオープンする県内最大のショッピングモール「イオンモール沖縄ライカム」などによるプレゼンテーションなどが行われた。
今年、沖縄観光に大きなインパクトを与えそうなのが、イオンモール沖縄ライカムの出店。4月25日、中頭郡北中城村にグランドオープンする。5階建て、立体駐車場を含む延べ床面積は16万平方メートル。ここにイオンライカム店のほかグルメやショッピングの専門店約220店が入る。九州・沖縄初出店や沖縄初出店の店舗も多い。
沖縄や世界のローカルフードを提供する飲食店は約60店・5500席。沖縄最大級の2200席のメゾネットフードコートも設ける。
シネマコンプレックスのほか、琉球文化、アメリカ文化を体験できる音楽やダンス、ストリートパフォーマンスも連日昼夜に開催する。
商圏は沖縄全域と日本国内外からの沖縄来島者。なかでもアジア市場を視野に「アジアナンバー1リゾートモール」を目指す。
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大阪では1月27日、北区のヒルトン大阪で「沖縄ナイト」が開かれた。旅行会社や航空会社関係者約800人を招き、2015年のスローガン「うとぅいむち(おもてなし)」を掲げて送客を訴えた。
翁長雄志知事はあいさつで「昨年の観光客数は700万人を超え、705万2千人でした。外国人も前年の55万人から89万人に増え90万人に迫りました。世界最高のリゾート地に飛躍的に近づいた」と2014年を総括。今年は宮古島の伊良部大橋の開通などもあり「島一つひとつがダイヤモンドのように輝く離島観光にも注目を」。