国内最大級のバスターミナル「バスタ新宿」オープン
16/04/18
国内最大規模の高速バスターミナル「バスタ新宿」(新宿南口交通ターミナル)が4月4日、JR新宿駅南口にオープンした。西口駅周辺に分散していた19カ所の高速バス乗降場が集約され、118の高速路線バス会社が39都府県の300都市間に、1日当たり1625便のバスを発着させる。1日の利用者は4万人と見込まれている。
バスタ新宿は4階建て。4階に高速バス停車場15カ所を設置、3階にはタクシー乗降場のほか東京観光センターが新設された。新宿駅と直結したことで、高速バスへの乗り換え時間が大幅に短縮されたほか、外国人旅行者など大きな荷物を持った利用者にも利便性が高まった。
バスタ新宿のオープンに伴い、南口のタクシー乗降もバスタ新宿に集約され、国道20号線の新宿跨線橋の上下線での客待ちタクシーの車列がなくなることで、道路の混雑緩和も期待される。
3階にオープンした東京観光情報センターは、東京都が運営する観光案内所としては羽田空港や都庁、京成上野駅に次いで4カ所目。年中無休で6時30分―23時まで営業する。約350平方メートルに椅子やテーブルを配置。大型モニターで都内の観光映像を放映するほか、コンシェルジュが日英中韓国語で都内および全国の観光情報を提供する。カウンターに設置された26台のタブレットも利用できる。