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兵庫北播磨で山歩き ガイドブックが完成、来訪を呼びかけ

16/05/09

兵庫県北播磨地域の山の魅力を紹介するトレッキングガイドブック「のぼってみよう北はりま」がこのほど完成した。加西市、加東市、西脇市、多可町の3市1町の計12山をとり上げている。

ガイドブックは、3市1町が進める「北播磨広域定住自立圏連携事業」の一環として、それぞれの観光担当者が協力して2万部作成した。アウトドア用品専門店の好日山荘が監修し、神戸や大阪などの好日山荘店舗でも無料で配布している。3月19日には大阪市北区のグランフロント店で、ガイドブックの完成を告知するキックオフイベントを実施。来店した登山愛好家に北播磨の山の魅力をアピールした。

のぼってみよう北はりま

北播磨登山の
魅力をアピール

掲載されているのは、山伏が修行したと伝わる加東神山(648メートル、加東市)、ふるさと兵庫50山に選ばれている西光寺山(713メートル、西脇市)、里山と岩稜歩きが楽しめる加西アルプス(251メートル、加西市)、播磨富士とも呼ばれる笠形山(939メートル、多可町)など各市町3山ずつ。コースタイムや歩行距離、高低差のほか、体力度や技術度を示した。コース上のトイレ所在地、登山口までのアクセスも掲載した。

周辺の観光地やグルメなど下山後に楽しめるスポットの情報も盛り込んだ。山でのカメラの撮り方、登山の基本装備リスト、道に迷った時の対処法など読み物的な内容も。撮影にドローンを使用し、北播磨地域の山々の魅力が伝わってくる。

加西市役所文化・観光・スポーツ課の後藤伸嘉さんは「阪神間から約1時間で北播磨の山々に来ていただけます。今春から各市町の山歩きツアーも企画しています」。歴史や文化、生活を感じられるのも北播磨登山の魅力だと話している。

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