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琵琶湖で「雪見船」 3月10日まで運航/滋賀

17/02/10

琵琶湖の冬景色を湖上から楽しむ「雪見船クルーズ」をびわ湖雪見船協議会(金子博美会長)と琵琶湖汽船(川戸良幸社長)が実施中だ。

雪見船クルーズは20年ほど前から始まり、今では冬の琵琶湖の風物詩として定着。大津と長浜を結び、長浜市の慶雲閣では今年で66回目を迎える「長浜盆梅展」が3月12日まで開催されている。3メートル近い巨木や樹齢400年を超える古木など盆梅約90鉢が展示され歴史、規模含めて「日本一の盆梅展」として親しまれている。また長浜の曳山祭りの曳山行事が昨年ユネスコの無形文化遺産登録となり、長浜市曳山博物館では展示されている曳山を見学することができる。

雪見船は3月10日まで毎日運航。往路は大津港10時発、長浜港12時40分着。復路は長浜港14時発、大津港16時50分着。予約があればにおの浜港、おごと温泉港、琵琶湖大橋港、彦根港にも寄港する。片道大人3千円(往復5千円)。彦根―長浜間の片道乗船は500円。雪見船片道利用で竹生島上陸を希望する場合、1500円(通常3070円)の特別価格を設定している。

金子会長は「琵琶湖とその水辺景観―祈りと暮らしの水遺産として日本遺産に選ばれた琵琶湖です。湖上からの風景は貴重なもの」と語り、湖の周辺には比叡山やおごと温泉など多くの魅力ある資源が点在していることを訴えた。

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