明治維新150年見据え 鹿児島県、大阪で新年互礼会
17/03/01
鹿児島県大阪観光連絡協議会(南重秋会長=鹿児島県大阪事務所長)はこのほど、大阪市北区の大阪第一ホテルで新年互礼会を開いた。旅行会社やメディアら約40人を招き、今年の鹿児島県観光の飛躍を誓った。
南会長はあいさつで、前日の19日に国が奄美大島と徳之島を沖縄と合わせて世界自然遺産への推薦を決めたことを大きなトピックとして紹介。正式登録による魅力アップに期待を寄せた。
また、今年については「大きなイベントが少ない」としながらも「明治維新から150年を迎える来年2018年は、大河ドラマ『西郷(せご)どん』放映が決まり、ゆかりの地が脚光を浴びるだろう。今年は来年につながる取り組みを先取りする形で進めたい」と抱負を語った。
そのほか、県内各市の観光関係者が地域の魅力をPR。鹿児島市は桜島フェリーに乗船しての錦江湾でのクルーズ、指宿市は春到来を告げる菜の花のキャンペーン、南九州市は知覧茶の産地で体験するグリーンティーリズムなどをアピールした。