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「トンボロ」の好シーズン到来 西伊豆・三四郎島/静岡

17/05/16

静岡県西伊豆町の名所、三四郎島の「トンボロ」観光が、いい季節になってきた。トンボロとは干潮時に島が陸地とつながる砂州のこと。陸から島まで約200メートルをトンボロを歩いて往復できる。

国内では10カ所程度が知られているが西伊豆町の三四郎島もその1つ。半島全体がプレート移動による造山活動や海による浸食活動、火山活動の痕跡といった大地の見本市とも言えるジオパークに指定されている伊豆半島でも、トンボロはここでしか見られない。

三四郎島

三四郎島のトンボロ

三四郎島が日中に陸とつながるのは、2―10月の潮位が30センチ以下になる日。潮位が十分に下がる日には、足を濡らさずに渡ることができる日もあるが、これからの季節は足を濡らしながら渡るのも気持ちがいい。西伊豆町観光協会では潮位が30センチ以下程度になり、トンボロが現れる日をホームページにカレンダーで紹介している。干潮時の前後1時間程度が目安だという。

西伊豆町には、三四郎島のほかにも堂ヶ島、黄金崎、大田子海岸など駿河湾に面して景勝地が多い。これら景勝地で眺める夕陽も見どころになっている。

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