神話のふるさとへ 御所市と葛城市が旅行会社招きモニターツアー/奈良
17/07/13
奈良県御所市と葛城市はこのほど、共同観光促進事業として宿泊型の「神話のふるさと・かつらぎを巡る―とっておきのモニターツアー」を実施した。
葛城市、御所市それぞれに泊まる2コースを用意。愛知や岐阜、三重、静岡各県の旅行会社を招待して行った。コースは葛城山麓の歴史や文化を触れることを目的とし、高嶋神社や当麻寺では宮司と住職の話を聞いたほか、葛城市の相撲館では相撲体験。地元の酒蔵や醤油蔵、豆腐店といった地元ならではの店に立ち寄った。
参加した旅行会社からは「御所や葛城にこれだけの観光素材があったことを知らなかった」「目玉となる素材を前面に出したアピールが必要」「魅力ある素材が点在している」といった声が聞かれた。
ツアーを企画したサンキュー観光の中島昭人社長は「奈良県といえば古都奈良や吉野、大峯、飛鳥のイメージが強い。御所や葛城も歴史や神話などロマンにあふれた地です。中部・東海の旅行会社にその魅力を伝えたかった」と話している。