湯の恵みに感謝を 下呂温泉神社で秋の例祭/岐阜
17/10/31
岐阜県下呂市の下呂温泉で10月8日、湯の恵みに感謝を奉げる下呂温泉神社(瀧多賀男・氏子総代)の秋の例祭が開かれた。
JR下呂駅から、温泉街にある旅館会館1階に設けられた下呂温泉神社までの約500メートルを参進行列。林羅山や万里集九ら下呂温泉を世に知らしめた功労者の装束に身を包んだ観光関係者ら100人が温泉街を練り歩いた。
神事のあと、例祭に招かれた揖斐川町の岐阜県重要無形民俗文化財の谷汲踊(たにぐみおどり)保存会、高山市の飛騨一宮水無神社・闘鶏楽のメンバーらが、旅館会館前にある白鷺橋で美しい舞を披露した。
白鷺橋に設けたやぐらの上から紅白の餅を巻く千子(せんご)まきも行われた。餅には宿泊券などのプレゼントが入っており、訪れていた観光客を楽しませた。
このあと開かれた直会(なおらい)で瀧氏子総代は「例祭も皆さまのおかげをもって、今年で29年。来年で30周年を迎えるが、皆さんのご協力をお願いしたい」と来年節目の年を迎える例祭についても触れ、理解と支援を依頼した。
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