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都心から箱根・江ノ島へ快適に 小田急、18年3月にダイヤ改正

17/11/16

小田急電鉄(東京・新宿区)は2018年3月中旬に行う大幅なダイヤ改正で、新宿や東京メトロ千代田線乗り入れ区間の都心部から、箱根や江ノ島へのロマンスカーの運行を拡充する。

新ダイヤは代々木上原―登戸間の複々線化工事の完了に伴うもので、新宿から箱根湯本へは土日休日に運転している新宿―小田原間ノンストップの「スーパー箱根号」を現行の2本から4本へと倍増、千代田線の北千住発で大手町や霞ヶ関など都心部を経由する「メトロ箱根号」を1本増発して3本にする。

スーパー箱根号は新宿―小田原間が最速、1時間を切って59分に、新宿―箱根湯本は9分短縮され73 分に。箱根湯本から新宿方面のロマンスカーは、最終が74 分繰り下げられ、22時7分発になる。

また、江ノ島や鎌倉への玄関口となる片瀬江ノ島へも、北千住から直通の「メトロえのしま号」を新設するほか、新宿―片瀬江ノ島を乗り換えなしで結ぶ「快速急行」を上下83本運行する。

複々線化は通勤時間帯の混雑緩和が主な目的。運行本数の大幅な増加や所要時間の短縮による輸送力アップにより、ラッシュピークの混雑率を従来の190%から150%程度に低減される見込み。

11月1日に行われた新ダイヤ発表の会見で、同社の星野晃司社長は「構想50年を経て、混んでいて遅いという小田急のイメージの一新を果たせる。新ダイヤで快適な輸送サービスを提供したい」と話した。

会見では新ダイヤに合わせて刷新する新しい制服も披露された。

小田急

新ダイヤに合わせ制服も刷新

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