大阪キタの笑いの殿堂をツアーに よしもと西梅田劇場、常設劇場化で再始動
笑いの殿堂なんばグランド花月(NGK)の改修にともない開設された「よしもと西梅田劇場」(大阪市北区)が常設劇場として再オープンした。JR大阪駅前の好立地で、西梅田バス駐車場が隣接していることから、団体ツアーに適したキタの笑いの殿堂として旅行会社に送客をアピールしている。
西梅田劇場は700席。漫才や落語などの演芸と吉本新喜劇というNGKと同じ演目で構成されている。ただ、NGKが一公演2時間30分なのに対し約100分間と短縮、料金も1千円割安に設定し、気軽に笑いを楽しむことができる。
よしもとクリエイティブ・エージェンシーでは「電車、バスともアクセスが良く、NGKと同じく全国区の芸人が出演しています。短時間の公演ですのでお子様も集中して観劇できますし、そのあとはアクセスの良さを生かして大阪観光もお楽しみいただけます」と、西梅田劇場のメリットを話す。
新喜劇の特徴である弁当プラン、ザ・リッツ・カールトン大阪やホテルグランヴィア大阪など周辺ホテルとタイアップしたランチプランなども設定している。
一般料金は前売3700円、当日4200円。団体は6カ月前から予約を受け付ける。
また来年、2019年に迎える吉本新喜劇60周年を控えて、6人いる座長のうち小籔千豊さん、川畑泰史さん、すっちーさん、酒井藍さんの4座長が今年3―6月の3カ月、関西を飛び出し全国各地へ笑いを届ける。約9年ぶりの全国ツアーで、22都道府県23カ所で公演する。
全国ツアーでは、テレビ放送がない東北など吉本新喜劇の馴染みが薄いエリアも回る。公演を機に、各地の旅行会社が地元の観劇商品を企画造成することも期待しているという。ツアー詳細はhttp://www.yoshimoto.co.jp/shinkigeki/shinkigekitour2018.html。
問い合わせは団体チケットセンター 電話06―6643―3080。
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