人気温泉地は箱根が13連覇、登別と道後がランクアップ じゃらん19年版ランキング
リクルートライフスタイル・じゃらんリサーチセンター(沢登次彦センター長)はこのほど、毎年恒例の「人気温泉地ランキング」の2019年版の投票結果を発表した。旅行者が「もう一度行ってみたい」と感じる人気温泉地は箱根(神奈川)が調査開始以来13連覇を達成。2位は草津(群馬)とこれも例年通りだが、今年は8年ぶりにトップ5が変動。3位に登別(北海道)、4位に道後(愛媛)がランクを2つ上げて入り、5位の別府(大分)とあわせて、真新しい上位の顔ぶれとなった。
トップ3常連の由布院(大分)は6位に。7位有馬(兵庫)、8位黒川(熊本)に続き、9位に熱海(静岡)、10位に下呂(岐阜)がトップ10入りを果たした。
30位まででは、19位玉造(島根)、25位嬉野(佐賀)、26位雲仙(長崎)、27位秋保(宮城)、30位飛騨高山(岐阜)の上昇が目立つ。
性別では男性が1位草津、女性は1位箱根。世代別に見ると20代から50代まで草津がトップに。
一度は行ってみたい「全国あこがれ温泉地ランキング」は13年連続で由布院が1位。こちらの項目では盤石の強さを示した。2位乳頭(秋田)、3位草津までは前年同様だが、4位に道後、5位に登別と、「あこがれ」でも勢いを感じさせる結果に。
満足度ランキングは総合温泉地部門で奥飛騨(岐阜)が満足者の割合95.8%でトップを奪取。2位は白骨(長野)、3位はわいた(熊本)が入った。訪問者100人未満の秘湯部門は1位乗鞍高原(長野)、2位秋田八幡平( 秋田)、3位小豆島(香川)がランクインした。
調査は宿泊予約サイト「じゃらんnet」の利用者を対象に昨年8月に行い、全国327温泉地から選択。回答数は1万1157人。
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